サラリーマンが副業により収入を得ることについて、会社によっては就業規則で禁止されている場合が半数以上あります。実は私の勤め先も基本的には禁止されています。
しかし最近では禁止しないで、むしろ推奨する会社も増えきているようです。企業側も人員削減を行う必要が出てきているため個人で独立してもらうほうが都合がよい場合もあり、本業とは違った分野で副業を行うことによって個人のスキルアップにもつながると解釈する企業もあります。しかしながら、なかなかここまで寛容に認めてくれる会社はまだまだ少ないでしょう。
そうだからと言って、今の時代「全てを会社に捧げます」ではなくなってきていると思います。終身雇用の体系も崩壊しつつあり会社に忠誠心を持って全ての時間を捧げたとしても、一生会社が面倒みてくれるわけではありません。実際に倒産、リストラといったことは十分あります。
ひと昔前までは一度会社に入れば一生会社が面倒みてくれる変わりに、忠誠心をもって仕事に取り組むことが当然のこととされていました。実際このような考えを当然のことと受け取っている４０代、５０代の世代の方々で会社一筋で何年もやってきてある日リストラされ路頭に迷ってしまうケースも多いようです。
これからの時代は会社で働いていても個人個人が自分の身を守る術を確保していく必要があり、副業により得ることできる知識、経験を基にひとり立ちできる術を学習することも必要ではないでしょうか。
しかし、会社を辞めて即独立というのはリスクが大き過ぎます、そこで本業での収入は確保しつつ、できるだけ少ない投資、リスクの副業で副収入と共に知識も得ることが理想だと考えます。それで軌道に乗り知識も得ることができれば独立も考えればいいのはないでしょうか。
うまくいかなくてもあくまでも副業です。本業での収入は確保されています。
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