ネットショップとはインターネット上で仮想のショップを開き商品を販売するものです。
ネットショップを始めるには自分のショップのホームページを作成し商品を売る方法やいろんなネットショップが集まったショッピングモールに出店する方法もあります。
インターネット上で商品を販売する行為は「通信販売」にあたり、「特定商取引に関する法律」が適用されます。
この法律ではインターネットで通販ショップを運営する場合にはホームページの目に付きやすいところに次の各項目を表示することを義務付けています。
・販売業者名(個人の場合は個人名)
・代表者の氏名
・所在地
・電話番号
・商品の価格
・商品代金以外に必要な料金(消費税、送料など)
・代金の支払い時期及び方法
・商品の引渡し時期
・申し込み有効期限
・返品制度の有無と返品条件
尚、これらの表示義務は販売する商品が有形、無形に関わらず適用されます。
サラリーマンの場合は個人名を表示することになります。
いずれにしても名前や住所といったものを記載する必要があるため、会社に知られたくない場合には抵抗がありますが仕方ありません。
どうしてもまずいと言う場合は、奥さんや親などの名義にすることも考えられます
また、ネットショップで商品を販売する場合、販売する商品や販売形態によっては許可のいるものもあるので注意が必要です。(「サラリーマンの副業基礎知識」参照)
ネットショップを始めるにあたり最も重要なことは”やる気”です。ある意味一国一城の主になる訳なので中途半端な気持ちで始めると失敗してしまいます。
ネットショップを始めると決めたところで何を販売するかですが、サラリーマンの副業として始めるのであれば自分の好きな物を商品として販売することが一番です。趣味の延長としてもできますし、そうすることで長続きもします。
しかし、利益を得ることが目的です。販売する商品の作戦を練らなければなりません。作戦を練るにあたっては、まず市場をよく知らなければいけません。
どのようなジャンルのものが人気があるのか?商品の相場はどのくらいなのか?などのリサーチをし、収入につながっていくものを選択してく必要があります。
それから販売する商品と言えば何か形のあるモノを思い浮かべがちですが、形のないモノも商品になり得ます。
例えば何か特定のことについてのノウハウをまとめたノウハウ集であるとか、何かを調査をして集めた情報のデータ等のような価値のある情報も商品に十分なります。
現代ではこのような価値のあるデータを必要とする人も多く、販売する側としても最初に販売しようとする情報を作ってしまえば後はほとんど手間をかけずに販売することができるというメリットもあります。
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